医療事業部
安心・快適な
医療を支える。


医療ガスシステム部
~ 医療ガスで医療の安心を支える ~
私たちは医療ガスを安定供給することはもちろん、医療ガスに関して抱かれている不安を取り除き、医療機関様、医療スタッフ様が万全な状態で医療ガスをお使いいただける安心も実現します。
医療ガスを安定的にお届けすることはあたりまえ。そのうえで、医療ガスの安心も届けたい。
医療ガスで医療の安心を支える。
それがマルホン医療ガスシステム部です。
医療ガスシステム部の使命
■ 医療ガスの安定供給
医療ガスは医療機関様が患者様の命を守るために使う大切なものです。
いつ、いかなる時でも医療機関様が医療ガスを使って患者様の命を守れるよう、私たちは医療ガスの安定供給の維持に努めます。
■ 医療ガスの安心の実現
医療ガスを供給する企業として、医療ガスに関して抱かれている不安を取り除けるよう、医療ガス安全講習会等のお手伝いをします。
医療機関様、医療スタッフの皆様が常に安心して医療サービスを提供できるよう努めます。


各種医療ガス
品質管理の徹底と安全・安定して供給する体制づくりに努めています。
各種医療ガスの品質管理を徹底することはもちろん、容器のバーコード管理や残量の監視システム、24時間ご注文受付体制の確立など、安全に安定してお使いいただくため、日々「正確・安全性・サービス」の観点から、継続的な見直し、改善に努めています。

供給設備機器
安全・安定したガス供給につながる供給設備機器を取り揃えています。
ご使用いただく医療ガスに不具合があってはなりません。新築はもちろん、改修・増設など
お客さまのご要望に沿った医療ガスが供給できるよう、ご提案・施工を承ります。

供給監視システム
院内における医療ガスの供給状況を見守っています。
医療ガスの使用状況は常に安定しているとは限りません。急激な使用量の増加などもあることから、いち早く独自のCEの医療ガス情報監視システム「TASKPLUS」を運用。このほか供給装置の圧力計を監視する「リルズゲージ」や、LGCの残量を監視する「C-Stic」といった最新のシステムを利用し、積極的に残量監視・安定供給に取り組んでいます。

医療機器・器具
医療ガスの豊富なノウハウをもとに最適な医療機器・器具を提供します。
院内パイピング用の「酸素流量計」や、酸素ボンベ用の超小型「圧力調整器」、感染対策、業務短縮に最適なディスポーザブルタイプの「壁掛式吸引器」など、お客さまに安心してご利用いただける商品を取り揃えています。お気軽にお問い合わせ下さい。

メンテナンス
安全・正確なガス供給に向け、万全の保守・メンテナンスを実施しています。
お客さまが安心して医療ガスをご利用いただけるよう、定期的な医療ガス供給設備のメンテナンスを実施しています。「医療関連サービスマーク」認定事業者として保守管理・サービス向上に努めています。

動物用在宅酸素療法A-HOT
大切なペットがご家族と一緒に過ごせるようお手伝いします。
ペットにとっては家族と一緒に過ごせることが何よりのお薬です。在宅医療部で培ったノウハウをペットの在宅酸素療法に活かして新たにはじめた事業です。ケージ内の酸素濃度を一定に保つ独自の供給方法とでペットの呼吸と飼い主様の安心をサポートします。

医療関連サービスマーク
安心と信頼の目印です。
医療関連サービスマークは、医療機関様や患者様が安心して利活用できる制度として、厚生労働省令で定める基準に、医療関連サービス振興会独自の基準を加えた「認定基準」を定め、この基準を満たした事業者に対して認定が行われています。医療ガスシステム部では「医療ガス設備保守点検業務」に関わる認定を2011年から、在宅医療部では「在宅酸素療法における酸素供給装置の保守点検業務」に関わる認定を1994年からそれぞれ継続取得しています。

医療ガス安全講習会
安全のはじまりは知識から。
医療ガス安全管理委員会の出席から、定期的な安全講習会、新たに入職された看護師様向けの研修など、医療機関様のテーマに合わせて講習会を承ります。ご依頼いただいた医療機関様の設備に合わせた説明や、ヒヤリハット事例などをご紹介することで身近に感じていただけるよう工夫しています。
Q & A
開院に伴い酸素ガスを用意したいです。
一般的な診療所様では酸素ボンベ(500L)と圧力調整器をお買上いただいています。また必要に応じて・カニューラ・酸素マスクやボンベスタンドもご用意致します。
お求めいただいたボンベに酸素ガスを充填致します。
介護タクシーで酸素ボンベを使えますか?
医薬品である医療用酸素は厚生労働省が例示している相手方(医療機関)にしか販売することができませんでした。しかし平成24年3月16日の医薬食品局総務課からの事務連絡「卸売り販売業における医薬品の販売等の相手先に関する考え方について(その2)」で、以下の条件を満たす介護タクシー事業者には販売することが可能になりました。
(事例40)医療従事者(医師又は看護師)が患者等搬送用自動車に同乗できる体制を整備している患者等搬送事業者に対し、搬送中の医療行為に必要な医療用酸素を販売する場合。
弊社では以下の書類の写しをご提出、確認させていただくことで介護タクシー事業者様に販売させていただきます。
①一般乗用旅客自動車運送事業の許可証の写し(裏面の条件つき)
②医療従事者が同乗できる体制になっていることを確認できる書類
例)看護師免許証の写し
医療従事者が事業者と雇用関係にある場合は雇用契約書の写し
酸素の詰替にどれくらい時間がかかりますか?
空容器をお預かりしてから最短で中2営業日程度で納品致します。
例)月曜日お預かりの場合最短で木曜日お届け
金曜日お預かりの場合最短で水曜日お届け
耐圧検査が必要ですと言われました。
高圧ガス容器(一般継目なし容器)は、高圧ガス保安法第49条及び高圧ガス容器保安規則第24条で、5年ごとに容器再検査を受けることが定められています。この期間を過ぎた容器には新たに充填できませんので、継続してお使いいただく際は必ず容器再検査が必要になります。
なお、容器再検査には2週間程度お預かりすることがございます。
また再検査費用を別途お預かり致します。
「医療用ガス」「工業用ガス」は何が違うのですか?
高圧ガスという意味では同じですが、用途に応じて適正に管理したガスを使用しています。例えば、「医療用」は、通常の高圧ガス保安法に加えて「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(以降、「薬機法」)により管理されております。「工業用」としては、用途に応じて濃度等の指定、中でも『食添用』とされているガスは食品衛生法により管理しています。
『医療用酸素ボンベ』は、個人・一般の方でも購入は可能ですか?
医療⽤酸素は、個人・一般の方には販売できません。
まず、医療用酸素のボンベには「日本薬局方酸素」と明記されており、「薬」となります。そのため、酸素吸入には医師の処方が必要です。また、薬機法により、販売または授与できる相手先が規定されております。(薬機法第25条第3号)
医療用酸素の販売可能先としては、以下になります。
1、 医薬品製造業者、製造業者、販売業者 (許認可証確認の上)
2、 薬局、病院、診療所、飼育動物診療施設
3、 その他(※)厚⽣労働省で定める者 (薬機法施⾏規則第138条:卸売販売業における医薬品の販売等の相⼿先)
※「その他」は条件を満たせば販売可能先となる場合があります。また、以下は、病院、診療所に含まれるとして販売可能です(1〜3は法令上で医務室等を診療所とする施設となっております)
1.肢体不⾃由児通園施設
2. 特別養護⽼⼈ホーム
3. 指定介護⽼⼈福祉施設
4. 介護⽼⼈保健施設
5. 指定介護療養型医療施設
※「その他」に含まれるか、お問い合わせの多い事業者としては、
①介護タクシー事業者 ➡ 〇販売可(条件を満たした認定事業者)
②スキューバダイビング業者 ➡ 〇販売可(⼈命救護の⽬的:法⼈または個⼈事業主)※但し、×個⼈での使⽤は販売不可
③ペットショップ(鮮⿂輸送事業者含む)➡ ×販売不可
④エステ・美容サロン ➡ ×販売不可初めてのお取引の際は、許認可証・資格の写し等の提出・確認をお願いしております。また、医療⽤ガスが販売不可のお客様へも⽤途を確認させて頂き、⼀般販売が可能な⼯業用ガス等のご案内をさせていただいております。ご不明な点などは、担当よりご説明させていただきますので、お問い合わせください。
ボンベの開閉時に気を付けることはありますか?
ボンベを開ける際には、ゆっくりと開けてください。容器(ボンベ)のバルブを急激に開くと、酸素は断熱圧縮により調整器の中で数百℃になることがあります。高温の純酸素中に微量の油分やゴミなどの可燃性物質が存在すると爆発的な燃焼をひき起こしかねません。
ボンベを保管する際の注意点はありますか?
酸素などの保管には
・チェーンや保管箱等で転倒の防止
・直射日光を避ける
・風通しの良い40度以下の場所
・周囲2メートルは火気厳禁
上記の4点に気を付けて保管ください。
酸素ボンベの運搬時に気を付けることはありますか?
小さいボンベでも重量(鉄瓶;約6㎏)がありますので、片手で持たずに両手で運ぶようにしてください。ボンベカートを使うことも有効です。その際にはご自身の前にカートがくるように押し込みでお願いします。引いてしまうと見えないところでカートがバランスを崩し転倒してしまうおそれがありますのでご注意ください。
酸素ボンベの使用可能時間はどのようにわかりますか?
院内で多く使用されている小型ボンベ500Lは内容積が「3.4L」となります。この内容積とボンベの残量(圧力計指針値)をもとに計算することが可能です。
計算式は・・・
内容積×圧力計指針値(MPa)×10×0.9(安全係数)=使用可能ガス量
使用可能ガス量÷処方量/分=使用可能時間
(例) 圧力計指針値8MPa 処方3L/分 の場合
3.4×8×10×0.9=約244L
244÷3=約81分 となります。
酸素ボンベの使用期限はありますか?
使用期限はありません。しかし、ボンベによって耐圧期限が定められており再充填の際に期限切れの容器は整備をする必要がございます。購入されたボンベが古くご心配なお客様は、一度弊社までお問い合わせください。
医療ガスの院内勉強会を頼むことはできますか?
医療ガス安全管理委員会や、看護師さんの入職時研修のほかご要望があれば随時勉強会をさせていただきます。お気軽にお声がけ下さい。

在宅医療部
~ 在宅医療に、より快適さを。 ~
私たちの歴史は江戸時代まで遡ります。これまでの道のりは「お客様が求めるもの」を探し提供し続けることでした。私たちが在宅医療を手がけて数十年。同様に「患者様が求めるもの」を、主治医の先生と患者様の間に立って求め続けた歴史でもあります。
私たちはこれからも患者様により快適に在宅療養していただくために、必要な機器とサービスを追求し続けます。また主治医の先生が在宅医療サービスをより円滑に提供できるように努力し続けます。
在宅医療に、より快適さを。
それがマルホン在宅医療部です。
在宅医療部の使命
■ 患者様の日常生活の不安を取り除き、より快適にします。
■ 在宅医療に関する医療サービスを円滑に提供できるようにサポートします。
■ 私たちの持つ人の力、チームの力、機器の力を最大限活用します


在宅酸素療法(HOT)
患者様本位の機器選定と療養開始後の定期点検を実施しています。
酸素濃縮装置は、患者様が使いやすく小型で省電力の機器を選定し、液化酸素装置は同調器付きヘリオスを採用、携帯ボンベは安全で操作が簡便なバルブ調整器一体型を導入しています。ボンベの充填はグループ企業のカンサンで、徹底した品質管理のもと行っています。療養開始後は、専任スタッフが定期的に点検にお伺いし、患者様に安心と信頼を提供しています。
また2022年に保険適用になった在宅ハイフローセラピー(HFNC)にも対応いたします。

在宅人工呼吸療法(HMV)
安心して療養生活を送れるシステムづくりをサポートしています。
在宅人工呼吸器は、鼻マスク式換気補助装置と気管切開式人工呼吸器の両方を取り扱っているほか、人工呼吸器と併せて使われることの多い排痰補助装置(M I/E)もお取り扱いしています。院内での導入からご退院後のケアまで、患者様やご家族、医療機関様、訪問看護ステーションなどと連絡を取りながら、安心して療養生活を送れるシステムづくりをサポートしています。

CPAP療法
多彩な取扱機種で患者様の最適な眠りを支援します。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療に広く知られているCPAP療法。在宅医療部ではディーラーの強みを活かして複数社のCPAP装置をご用意しています。同様にマスク種類も豊富に取り揃え、患者さんごとに異なるご要望にお応えできる体制を敷いています。
睡眠検査は簡易検査器のほか、ご自宅でできる本格的なPSG検査器もお取り扱いしています。

在宅輸液療法(HIT)
在宅での輸液療法を可能にする医療器具をセットで提供しています。
心臓に近くて太い血管からさまざまな栄養素を含む輸液製剤を点滴する療法で、在宅で行うことにより社会復帰も可能です(HPN)。在宅医療部ではこのほかにも経管経腸栄養法(HEN)用、自己調節鎮痛法(PCA)用のポンプも取り扱っています。

在宅医療機器
在宅医療をより安全なものにする各種医療機器を取り揃えています。
在宅医療をより安全で確実なものにするためには、各種医療機器も必要になります。例えば簡単に動脈血の酸素飽和度を測ることができる「パルスオキシメータ(経皮的動脈結酸素飽和祖測定器)」や吸引器は、ニーズに応じたさまざまなタイプを用意しています。

サポートシステム
機器の故障・ご注文・お問合せなどに24時間対応する「24時間緊急オンコール」をはじめ、患者様が旅行などで家を離れる場合に独自のネットワークを活用した「旅行サービス」、電話での聞き違いを予防する「CTIシステム」、機器管理を確実なものにする「バーコードシステム」、急な依頼にも迅速に対応し、同時に情報共有も図れる「ビジネスチャット」、LINEやホームページからいつでもどこでもボンベ等の注文ができる「3ウェイオーダー」など、患者様や医療機関様の快適さに寄りそうシステムを次々に導入しています。
Q & A
在宅酸素療法に関して
酸素の器械を個人で買えますか?
酸素供給機器は医療機器であり、医師の診断と処方が必要になるため個人への販売・レンタルは致しておりません。
医療機関様や、医療者が常駐する介護施設様等には販売・レンタルさせていただくことがございます。詳しくはお問い合わせ下さい。
酸素ボンベが空になりましたがどうしたらいいですか?
ボンベが空いたらマルホンまでご連絡ください。ご注文の翌営業日にお届け致します(金曜日のご注文は月曜日のお届け)。その際空ボンベをお預かり致します。
ボンベ等の注文方法を教えてください。
ボンベやカニューラ等のご注文は電話(0120-77-3897)のほか、ホームページやLINEでも承ります。ホームページをご利用の場合はIDとパスワードが必要になるので事前に弊社担当までお申し込みください。
LINEはボンベ箱のシールにQRコードが貼ってあるのでそちらからお願い致します。
電話の受付時間はありますか?
医療事業部は24時間ご注文を受け付けています。
ただし営業時間外は外部に委託したコールセンターで承るため、ご住所やかかりつけの医療機関様などの詳細な情報を確認させていただくことがございますのでご了承ください。
なお、営業時間は月~土曜日の8:30~17:20になります。
停電になったらどうすればいいですか?
停電になるとほとんどの酸素濃縮器は運転を停止します。
慌てずに酸素ボンベに切り替えてください。日頃からボンベの使い方をマスターしておいていただくと慌てずに済みます。
停電が長時間に及びそうなときは、取扱説明書を見ながら残り時間を計算して、酸素が終わる前にマルホンにご連絡ください。緊急時には対応致します。
ただし大きな災害等状況によりお届けができないこともございます。体調が心配なようでしたら医療機関にご相談されることをお勧めします。
水を入れるところがありますが使わないで良いですか?
5L以上の酸素濃縮器には水を入れるカップのようなものが付いています。これを加湿瓶と呼びます。酸素濃縮器はお部屋の空気を取り込んで酸素濃度を高めて供給する装置ですが、その際に水分も除いてしまうためカニューラから出てくる酸素はドライな状態です。このドライな酸素を加湿するために付いています。
ただ、皆様はカニューラから出てくる酸素よりもお部屋の空気の方をより多く吸い込んでいるので、カニューラからの酸素が乾いていても気にならないと思います。日本呼吸器学会の酸素療法ガイドラインでは3L/分以下であれば加湿は不要とされているため、マルホンでも3L/分以下の患者様にはご案内をしておりません。
高流量の患者様や、低流量でも乾燥が気になる患者様には精製水をお届け致しますのでご連絡ください。
ボンベを持ち運ぶ手段にはどんなものがありますか?
初回の導入時には、ボンベを入れる袋(ボンベバッグ)とカートをご用意しています。カートにボンベバッグを装着してカートを引いてお使いいただくのが一般的だからです。
このほかにもマルホンでは患者様のライフスタイルにより様々なアイテムをご用意しています。どれでも使いやすいものをお選びいただけます。
ボンベリュック:両手を空けたい人向け。ボンベバッグがリュックに早変わりするマルチボンベバッグが好評です。
4輪カート:カートは片手が塞がってしまうため不安定になってご心配な方には、手押し式・座面付きのカートをご用意致します。
ボンベラック:普段は車椅子でときどき歩行される方向けに開発されたものです。車椅子に治具を取り付け、カートをそっくり車椅子に載せることができます。
酸素を使う上で気をつけることはなんですか?
酸素には燃えるものがあるとその燃焼温度を高く、燃焼速度を早くする性質(支燃性)があります。このような性質から法律で「酸素は火気から2m以上離して使うこと」、と定められています。
日常生活する上では意外と火気を取り扱うことがあります。例として以下の場所からは2m以上離れたところでご使用ください。
・台所やカセットコンロ
・仏壇のろうそくや線香
・石油ストーブやファンヒーター、電熱線の見える電気ストーブ
・たばこ
・たき火、バーベキュー
・蚊取り線香、花火
・焼き肉店等の飲食店でのコンロ
・グラインダー等工具からの火花
また酸素ボンベは大気圧の200倍という高い圧力で充填されています。ボンベの取扱は丁寧にお願い致します。
苦しいときは酸素の流量を上げてもいいですか?
酸素の処方流量は主治医の先生の指示を守ってご使用ください。
自分の判断で酸素の量を変えてはいけません。必ず先生にご相談の上変更するようお願い致します。
濃縮器を自分で移動させても良いですか?
酸素濃縮器の多くは20kg前後の重さになります。移動用のキャスターが付いていますが、患者様ご自身は無理に移動させずマルホンまでご連絡ください。ご家族様で安全に移動させることができるようでしたらお願い致します。なお、移動させるときは横にせず必ず立てた状態で運んでください。
またご施設で居室とホールを移動させるときは、必ずコンセントを抜いてから行って下さい。
ボンベを増やして欲しいです。
酸素ボンベは皆さんで使っていただくものですので数に限りがあります。ご事情を伺った上で判断させていただきますのでお問い合わせ下さい。
連絡しなくてもボンベ交換に来て欲しいです。
酸素の処方量や外出の頻度等に応じて定期的に交換に伺うことは可能です。是非ご相談ください。
CPAP療法に関して
CPAPを購入することはできますか?
CPAPは医療機器であり、ご使用には医師の診断と処方が必要なので原則として個人の方への販売はしておりません。
チューブやマスクの交換頻度を教えてください。
チューブ・マスク・フィルターは1年ごとの交換になります。交換月になりましたら代替品を持参または宅配便でお届け致します。
なおフィルターは2枚お届け致しますので半年毎の交換をお願い致します。
ご使用済みの消耗品は自治体のルールに沿って処分してください。
マスクが壊れてしまったのですがどうしたらいいですか?
マスクの樹脂の部分が破損したり、シリコンが破れてしまったときはご連絡をいただけば交換致します。ただしマスクの交換対応は夜間、日曜日と祝日は承れませんので翌営業日のご対応とさせていただきます。
ヘッドギアを交換して欲しいです。
マスクを固定するヘッドギアは1年ごとの交換になります。伸びてしまったりマジックテープが効かなくなったときは交換致しますが、正しくお取り扱いをしていただくことで劣化を予防できますのでお届けの際に改めてご説明させていただきます。
CPAPの使用を止めたいときはどうしたらいいですか?
CPAPは主治医の指示でお使いいただいている機器になります。
弊社に直接ご連絡をいただいてもお引き取りはできません。
患者様の方で医師にご相談の上、医療機関様からの中止の指示を以てお引き取りをさせていただきます。
CPAPはいつまですれば良いのですか?
CPAPの使用期間は症状や状態によって異なります。一般的には長期間ご使用いただくことが多いですが、症状が改善した場合や医師の指示により使用を中止することもあります。
無呼吸の検査は半年以上間隔が空けば医療機関で受けることができます。具体的なアドバイスが必要なときは主治医にご相談ください。
風が冷たい、鼻が痛いと感じますが対処法はありますか?
冬の寒い夜にご使用いただくと風が冷たく感じたり、乾燥で鼻が痛くなったりすることがあります。お部屋の温度を上げていただけば冷たく感じることは減ります。またCPAPには専用の加温加湿機能があります。これをすることでだいぶ軽減されます。必要な方はDr.にご相談してみてください。
使い始めたが却って眠れなくなってしまいました。
CPAP導入当初は圧力に慣れていなかったり、マスクが煩わしかったりしてすぐ外してしまう、または無意識に外れてしまうことがあります。CPAPは「慣れ」が大切なので、煩わしくても毎晩CPAPをしてお休みになるよう心がけてください。
なお、マスクから空気が漏れて眠れないときはマスクが合っていないのかもしれません。担当までご連絡をいただれけば、改めて装着のご説明をするか、別のマスクを試してもらう等の対応をさせていただきます。
点検には来ないのでしょうか?
CPAPは在宅酸素と異なり定期点検は致しておりません。
機器の耐用年数になったときはこちらからご連絡して交換させていただきます。装置の調子が悪いときはお手数でもご連絡をお願い致します。
マスクの跡が残ってしまいます
マスクを締めすぎているためと思われます。
マスクは起きている状態でだいたいの位置決めをしておき、横になってから再度微調整します。調整する際はマジックテープが同じ長さになるよう左右同時に行ってください。微調整できたらその後はマジックテープは触らずクリップで着脱します。
時間が経ってヘッドギアが伸びてくると漏れてくるので、改めてマジックテープで調整します。
マスクやチューブが結露したときはどうしたらいいでしょうか?
寒い時期はチューブ内の温度と周囲との温度差があり呼気中の水分が結露することがあります。タオル等でやさしくシリコン部を拭いてください。
使わないときはコンセントを抜いて良いのでしょうか?
通信装置を内臓している機器があります。この機器はご使用状況を毎日クラウドにアップロードしていますので、使用直後にコンセントを抜くことはお避け下さい。できればコンセント抜かずにお使いいただくようお願い致します。

拠点・対応エリア
医療ガスシステム部は前橋市と太田市を拠点とし、群馬県一円と栃木埼玉の隣接地域を営業エリアとしています。
在宅医療部は栃木インターチェンジ近傍に営業所を設置し、ここを拠点に栃木県一円で活動しています。
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